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◆◆◆◆◆ 和布刈(めかり)神事祭 ◆◆◆◆◆

和布刈神事(めかりしんじ)は旧暦の元日にあたる日の早朝に、和布刈神社の神殿の前の干潮の海で
三人の神職が松明(たいまつ)の明りを頼りにワカメを刈り採って、神前に供え一年の平穏と海の安全と豊漁を願う神事です。
和銅3年(710年)に和布刈神事(めかりしんじ)で刈り取ったワカメを朝廷に献上したとの記録があるそうだから、奈良時代から行われていた事になります。
約1300年続くとされる伝統行事で、福岡県無形民俗文化財に指定されています。

和布刈神事は毎年冬至の日(2011年は12月22日)に和布(わかめ)繁茂の祈念祭をもって始まり、
旧暦十二月一日には松明を作り奉仕の神職は一週間前から別火(べっか)に入り潔斎(けっさい)を行うそうだ。
和布刈神事はワカメを刈りが行われる旧暦の元日の約1カ月半前から始まっているんですね。
まあ、ここまでは一般の人はあまり目にする事はなく密かに行われます。

和布刈神事そのものも戦前までは「神事を見ると目がつぶれる」といわれ、拝観する人はいなかったらしい。戦後から神事の見学が解禁され多くの人が見学するようになったのは戦後の昭和30年頃からです。
境内に文学碑のある松本清張が昭和36〜37年にかけて雑誌「旅」に連載した小説「時間の習俗」で和布刈神事が冒頭に登場します。
内容は神奈川県の相模湖畔での殺人事件の容疑者は殺害の数時間後、遠く九州の和布刈(めかり)神社で行われた新年の和布刈神事を見物しカメラに収めていたというアリバイがある・・・・という内容の推理小説です。
この頃から全国的に知られる神事になったようです。

《言葉の意味》
・別火(べっか)
神職などが日常用いる火による穢(けが)れを忌んで、神事・祭事に際して炊事の火を別にすること。また、服喪にある者などが穢れを他にうつさないように炊事の火を別にすること。

・潔斎(けっさい)
法会・写経・神事などの前に、酒肉の飲食その他の行為を慎み、沐浴(もくよく)などして心身を清めること。
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◆ JR門司港駅にある和布刈神事の像

◆ 和布刈神社の海中灯籠周辺でワカメ刈りを行う

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昨年に続き今年(2012年)も和布刈神事(めかりしんじ)見学に訪れました。今年は夕方に北九州地方は雨が降ったようで路面が濡れていました。
その後は降らなかったのですが、その影響で見物客も少なかったですね。
22時頃に訪れましたが、いつもは神社の入口にある15台程度収容できる駐車場は満杯ですが、今回は車も5台程度いるだけで空いていました。

例年、23時30分から奉納される横代湯立神楽(よこしろゆたてかぐら)も途中から雨が降るかもしれない、ということで中止となりました。
遠くから見学に来ている人は残念だったようで、社務所の人に「雨は降っていないのになぜしないのか・・・・・」と詰め寄っていました。
いつも奉納される神楽がないと、祭り全体の盛り上がりも半減しますね。天候が悪い時は少し大きめのテントでも張って、その中で神楽奉納をすれば良いとおもうのですがね。今年は少し残念でした。

◆23時30分頃から境内で焚火(たきび)がたかれ、この頃から見学者も徐々に多くなります。

◆2時30分頃に3人の神職が拝殿に参拝し、大きな松明(たいまつ)に点火し、海岸に降りて松明(たいまつ)の火を頼りに和布(ワカメ)刈りを行います。
和布(ワカメ)は万物に先んじて芽を出し自然に繁茂するので幸運を招くとされてきたもので、新しい年を祝う旧暦の元日にあたる日に刈り採って神前にお供えするものです。

3人の神職は烏帽子(えぼし)と狩衣(かりぎぬ)、白足袋を身に着けた古式豊かな装束(しょうぞく)です。最後に報道人だけ海岸に降りての撮影が許され、3人の神職もポーズをとります。この写真が翌日の新聞に掲載されます。
昨年は3時頃に海岸に降りましたが、今年は2時30分頃でした、昨年より約30分早かったですね。年度により若干違うようです。なお、海岸で和布(ワカメ)刈りを行うのは約20分間程度です。

◆2時50分頃に3人の神官は海岸から上り、採った和布(ワカメ)を祭壇に供え、3時10分頃から祭事が行われます。

◆3時30分頃に和布刈神事の祭りは終了します。祭り関係者はこの後、直会(なおらい)があり終わります。

和布刈神事 動画案内(詳細 約8分)
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◆ 神社入口の左に約15台分の駐車場がある
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◆ 【22:10頃】 今年は天気が悪く人出が少ないようだ
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◆ 【22:20頃】 和布刈神社の社殿(大きな松明【たいまつ】が用意されている) ※ 2012/01/22 撮影

◆ 大きな松明(たいまつ)

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◆ 【22:30頃】 海岸に降りる石段の右側に並ぶ三脚

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◆ 【22:50頃】 焚火(たきび)の用意がされている

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◆ 横代湯立神楽の舞台も出来ているが・・・
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◆ 夕刻に雨が降り23時30分からの神楽は行われなかった
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◆ 【参考】 昨年(2011年)に奉納された時の横代湯立神楽 ※ 詳細は和布刈神事2011 をご覧ください

◆ 【23:27頃】 ようやく焚火(たきび)がたかれる
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◆ 【02:14頃】 見物客が多くなってきた

◆ 【02:22頃】 関門海峡。 夜中でも多くの船が通る事に驚く

◆ 【02:24頃】 和布(ワカメ)刈りを行う3人の神職が参拝する
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◆ 松明(たいまつ)をいただく
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◆ 松明(たいまつ)に点火する
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◆ 松明(たいまつ)を持って海岸に向かう
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◆ 【02:30頃】 3人の神職が海岸に降りる
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◆ 干潮で潮は引いている
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◆ 身の切れるような寒さの中を膝(ひざ)まで浸かり和布(ワカメ)刈りを行う

◆ 和布(ワカメ)は万物に先駆け一番に芽吹くらしいが、こんなに寒い中を芽吹くとは不思議だ?

◆ 結構多く和布(ワカメ)が採れたようです

◆ 和布(ワカメ)刈りの最後に報道人だけ海岸に降りて近くに行け、神職がポーズをとってくれる

◆ 報道陣にポーズをとるなら、報道陣が海岸に入る前に一般のカメラマンにもポーズをとって欲しいもんだ

◆ 報道人がいなくて、こういう感じで3分くらいポーズをとってくれれば撮影に苦労しないのだが・・・・

◆ 海岸で和布(ワカメ)刈りを行うのは約20分間程度

◆ 【02:50頃】 海岸から上がる
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◆ 和布(ワカメ)はたくさん採れたようだ
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◆ 和布(ワカメ)を宮司に渡す
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◆ 宮司さんも満足そうだ
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◆ 祭壇に供えられた和布(ワカメ)

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◆ 鎌(かま)と桶(おけ)

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◆ 【03:10頃】 祭事がはじまる

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◆ 和布刈神事(めかりしんじ)最後の祭事は約15分行われる

◆ 【03:27頃】 祭事が終わる

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◆ 【03:30頃】 祭りはすべて終了する

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◆ 和布刈神事動画(詳細版 約8分)

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