二俣橋（熊本県美里町）

二俣（ふたまた）橋

　◆ 五つの橋が架かっている二俣五橋　（夏は子供達の水遊びの場所となっている）

　◆ 二俣橋第１橋（二俣橋）
二俣橋（ふたまたばし）第１橋（二俣橋）

　◆ 二俣橋第２橋（二俣福良渡）
二俣橋（ふたまたばし）第２橋（二俣福良渡）

■ 二俣橋第１橋（二俣橋）
形式：単一石造アーチ
・橋長：２８ｍ
・橋幅：３．３ｍ
・橋高：８ｍ
・完成：文政12(1829)年

■ 二俣橋第２橋（二俣福良渡）
・形式：単一石造アーチ
・橋長：２７ｍ
・橋幅：２．５ｍ
・橋高：８ｍ
・完成：文政13(1830)年

この橋は矢部砥用方面と松橋方面及び甲佐方面を結ぶ重要道路が交差する場所であり、景観もよく往来する人々の良き休憩場所であったといいます。
種山村の石工、丈八（後の橋本勘五郎）により架けられた橋で、丈八は国の重要文化財に指定されている通潤橋や霊台橋、東京の皇居の旧二重橋や日本橋、神田橋、万世橋などを架けた人物であり石橋架設の石工としては超有名人です。兄弟も石工として多くの石橋を残しています。
　種山石工の中でもう一人岩永三五郎という人がおり、この人は最初の水路橋である雄亀滝橋や鹿児島の甲突川五橋を手がけた人である。丈八は岩永三五郎の甥にあたり、石橋架設の技術を丈八は岩永三五郎から教わったものと思われます。この２人が種山石工の中では超有名な人です。

　◆ 左は第２橋（二俣福良渡）、右は第１橋（二俣橋）　※ ビッグ写真はここ

　◆ 左は第２橋（二俣福良渡）、右は第１橋（二俣橋）

　◆ 手前は第２橋（二俣福良渡）、右は第１橋（二俣橋）

　◆ 第２橋（二俣福良渡）の下にて

　◆ 手前は第２橋（二俣福良渡）奥は第１橋（二俣橋）

　◆ 奥にある大きな石橋は大正１３年に完成した年祢橋（としねばし）

　◆ 左には小さなアーチが一つある

　◆ 右には小さなアーチが二つある

　◆ 第１橋（二俣橋）の路面

　◆ 第２橋（二俣福良渡）の路面

　◆ 二俣橋動画案内（約５分）

二俣橋周辺マップ（マピオン）　地図の中心 '+' あたりが二俣橋の位置です。

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