◆ 山田安国寺梅林公園入口
|
嘉麻市下山田に足利尊氏の奏請によって創立された筑前安国寺がある。
この寺には県文化財指定の御秘仏「白衣観音座像」が安置されている。
この安国寺の裏山が筑前山田梅林公園となっている。この公園は地元の有志が
昭和42年に梅の木を1000本植えたのが始まりである。今はこれらの木も大きくなり
福岡県でも有数の梅の名所になっており2月15日〜3月10日にかけて花が開花し県内各地から
梅見客が訪れる。園内は甘い梅の香りが立ち込め、地元の方が接待所でお茶をふるまってくれる。
接待所には甘酒やうどん、梅干、カリントウなどの販売もされており、手作りの素朴な味が評判である。
また寺の入口には大横綱であった不知火光五郎の墓もある。この不知火光五郎はここ嘉麻市(旧:山田市)の出身で、
江戸時代の終わり頃(1860年頃)の第11代横綱であった。なかなかの相撲巧者で色白の男前、その華麗な横綱土俵入は
江戸中の大評判であった。浮世絵にも描かれており不知火型土俵入りを考案したとも言われている。ちなみに土俵入りは
不知火型と雲龍型があり、最近はどういうわけか雲龍型の土俵入りをする横綱が多いようだ。
この梅林公園を山麓にもつ大法白馬山は、樹齢数百年に及ぶ杉や桧とカシ類を主体とした広葉樹の原生林が広がっており
県指定天然記念物の「バクチノキ」もある。
|