筥崎宮の伝統行事である玉取祭(通称:玉せせり)は新春の1月3日に行われます。この祭りの起源は諸説ありますが、約500年前の室町時代に始まったのではないかと云われています。
「競り子」と呼ばれる締め込み姿の男衆が木製の玉を奪い合う全国に知られる奇祭であり、
長崎くんち、八代妙見祭とともに「九州三大祭り」とも言われています。
玉は陰陽2つの玉があり、小さいほうの陽玉(直径28cm、重さ8キロ)を奪い合います。この陽玉にふれて頭上にかざすと幸運を授かるとされており、
男衆は乗る人と担ぐ人が入れ替わり玉を奪い合います。
玉取祭は13時より境内で行われる玉洗式から始まります。2つの玉を洗い清めて、約250m離れた末社の玉取恵比寿神社(たまとりえびすじんじゃ)に運び神事が行われ、神事の後に陽玉は、子供の「競り子」たちに手渡され、
玉せせりが始まります。
途中から大人の男衆にバトンタッチし一の鳥居をくぐりオイサー、オイサーと声をあげ、玉を運び
楼門で待ち受ける神職に手渡します。陰陽の2つの玉は再び揃って神前に納まり、14時30分頃に祭りは終了します。
男衆は陸組(おかぐみ)と浜組(はまぐみ)に分かれており、神職に最後に渡したのが陸組(おかぐみ)で
あれば豊作。浜組(はまぐみ)であれば大漁といわれています。2010年は陸組(おかぐみ)が争奪戦を制したので、今年は豊作になるようです。
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