「八幡さま」の総社は大分県宇佐市の宇佐神宮ですが、
誰を祀っているかといえば第15代の天皇である応神(おうじん)天皇なのです。
父は仲哀(ちゅうあい)天皇で母は神功(じんぐう)皇后で、4世紀後半から5世紀初めに実在したらしい(これにはいろいろな説があるが・・・・)
さて、その宇佐神宮に祀られている応神(おうじん)天皇が生まれた場所が、ここ宇美八幡宮の場所なのです。
神功皇后が後の応神(おうじん)天皇を産んだ場所なので、この地を(産み=宇美)と言うようになったらしいです。
この時、産湯をつかわせた官女を「湯方殿(ゆのかたどの)」といい日本助産婦の祖神として本殿裏に湯方社(ゆのかたしゃ)として祀られています。
その時に使用した産湯の水も本殿の後ろにあります。今もボコボコと水が湧き出していました。
湯方社には「子安の石」と言われている住所と名前と生年月日が書いてある石がたくさんあります。
これは、湯方神社の奥に置いてある丸い石(子安の石)を女性が一つ持ち帰り神棚に祀り、無事出産したら、
借りた石とともに別の石に子供の名前等を記して奉納し、子供の成長を祈願するという習慣になっています。
宇美八幡宮の創建は敏達天皇3年(575年)で祭神は応神天皇・神功皇后・玉依姫命・住吉大神・伊弉冉尊(いざなぎのみこと)を祀っています。
境内には大きな楠木が数本ありますが、中でも湯蓋の森(ゆぶたのもり)と言われる木と、衣掛の森(きぬかけのもり)と言われる木が特に大きく両木とも国指定天然記念物となっています。
これらの木は応神天皇降誕にまつわるご神木となっており、樹齢は300年以上と言われています。うーん・・・神功皇后伝説なら樹齢は1500年以上でないと話が合わないが・・・まあ、細かい事は言わないことにしよう・・・・