熊本県小国町の道の駅「小国」のある場所は、国鉄の宮原(みやのはる)線「肥後小国駅」のあった場所です。
宮原線は大分県九重町の恵良駅から熊本県小国町の肥後小国駅間 26.6Km を連絡していた線路でした。35年という工期をかけて
昭和29年に開通した線路で、これにより、小国から恵良駅へ、そして久大本線を使用して、大分や日田、久留米、福岡などに列車で行くことができました。
しかし、昭和55年にできた国鉄再建法により赤字路線の廃止がはじまり、この宮原線も昭和59年(1984年)に廃止になりました。
この線路の工期は35年もかかたのに、使用した期間は30年でした。なにか、もったいない気がしますが
当時の国鉄は大赤字でしたから、赤字線の営業を継続する体力が無かったんですね。
この線路を作るのに35年もかかったのは、この線路が通っている場所が山間部で多くの橋梁やトンネルを掘る必要があったからです。
この時に造った橋梁が今も残っています。昭和12〜14年頃に造られたコンクリート製アーチ橋も多くありますが、いくつかは無筋コンクリートと言われています。
普通コンクリートを強くするために鉄筋をいれますが、この頃は鉄不足であったために、鉄筋を入れなくて、その代わりに竹を入れたと
地元の人は話していました。鉄筋でなくて竹筋なので「竹筋橋」と言われています。竹? 大丈夫かな? と思いますが、この線路は旅客や材木の運搬に利用されていたようですから
、重い材木を積んだ貨車も通っていたことになります。「竹筋橋」も問題は無かったわけです。けっこう竹も強いんですね。びっくりです!!
なお、今も残る旧・宮原線の7アーチ橋は国の有形文化財に指定されています。それらの7アーチ橋の紹介をいたします。
掲載順は上から順に肥後小国駅→恵良駅方面への順になっています。
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