◆ 海まで一直線に鳥居が並ぶ

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和多都美神社(わたづみじんじゃ)は浅茅(あそう)湾の入り江の奥深く、烏帽子岳の麓にあります。
「延喜式」に名前の見える式内社で、社伝によれば海神である豊玉彦命(とよたまひこのみこと)が当地に宮殿を造り、宮を海宮(わたづみのみや)と名付け、この地を夫姫(おとひめ)と名付けたとあります。
祀られているのは豊玉彦の娘である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)と、その夫で海幸山幸伝説の山幸にあたる彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)です。

神社の前には浅茅湾の海が広がり、海の中に2つの鳥居が立っています。鳥居は全部で5つあり海の中から一直線に神社の社殿に続いており、
満潮の時には社殿の近くまで海水が満ち、伝説ムードいっぱいの神社です。
また、社殿の前には磯良(いそら)の墓伝説のある磯良恵比寿という磐座(いわくら)があります。
現地の説明板によると・・磯良の墓とした伝説があるが、古い祭祀における霊座か、御神体石だったのではないか? と書かれていました。
社殿の横にも磐座(いわくら)があります。この磐座(いわくら)と言うのは神様が宿る(御降臨)される場所のことです。石自体が神聖なのではなく、ここに神様が来られるという場所が神聖なのです。
同じような意味で御座石(ございし)、降臨石というものもあります。

社殿の裏には、巨木が林立し、その中に2つの岩があります。これを夫婦岩と称し、そばに豊玉姫命の墳墓(御陵)があります。また、西手の山下には豊玉彦尊の墳墓もあるそうです。
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