◆ 公園入り口にて発心公園をのぞむ (2002/03/30 撮影)
◆ 公園からは草野地区などの眺めが良い (あいにくの黄砂で見透しが悪い)
|
◆桜の種類:ソメイヨシノ
◆桜の本数:約700本
久留米で一番の桜の名所「発心公園」。この公園は久留米の東部、旧・田主丸町との町境近い位置にある。
そもそもこの公園は平安時代末期から400年間筑後一円に勢力を誇った豪族草野氏の居館趾といわれている
場所である。耳納連山のふもとに位置し自然環境にめぐまれた場所で、昔は久留米藩主が好んで桜の花見を
おこなった場所でもある。夏目漱石も明治30年春に親友菅虎雄を久留米に訪ねた折に、ここに来て句をのこしています。
松をもて 囲いし谷の 桜かな
この句の通り戦前まではみごとな松に囲まれた場所であったらしのですが、今は松をあまり見かけない。
しかし、桜は今もソメイヨシノを中心に約700本あり、開花時期は他のソメイヨシノより4〜5日早く開花する。
歴史と文学の香りのする由緒正しい桜の名所なのである。
また、この草野地域は江戸時代以降は豊後街道の宿駅として栄えた場所であり、県指定文化財の須佐能袁(すさのお)神社、専念寺
などの社寺や古い民家が残り市の「伝統的町並み保存地区」に指定されている地区である。
「草野歴史資料館」や無料の休憩所である「山辺道文化館」などもあり花見の帰りに町の散策をするのも良い場所である。
|