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音成(おとなり)の面浮立

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佐賀県鹿島市七浦地区(音成・天子神社)
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■■■■■ 鹿島市七浦の浮立 関連のページ ■■■■■ 

かしま伝承芸能フェスティバル
鹿島市七浦の浮立

西塩屋の面浮立
東塩屋の面浮立
嘉瀬ノ浦の獅子浮立
飯田の面浮立
・ 音成の面浮立
母ケ浦の面浮立





 
 

◆◆◆◆◆ 鹿島市七浦地区 音成の面浮立 (おとなりのめんぶりゅう) ◆◆◆◆◆

 鹿島市七浦の面浮立(めんぶりゅう)は約400年前の江戸時代から伝わる「浮立」で、豊作などを願う神事として県内各地で定着したとされています。
面浮立は3種類あり、第1分類は最も古いかたちを残している音成(おとなり)面浮立、第2分類は鬼面芸として完成された芸と構成を持っている母ケ浦(ほうがうら)面浮立、 第3分類が諫早や長崎地方に分布している踊りとしての色合いが濃くなった面浮立です。
音成面浮立と母ケ浦面浮立はそれぞれの代表的な面浮立として、いずれも佐賀県の重要文化財に指定されています。
七浦の浮立の奉納は毎年9月の第2日曜日に奉納される神社が多く、ここ音成地区の面浮立(めんぶりゅう)も毎年9月の第2日曜日に奉納されます。

音成(おとなり)地区の面浮立(めんぶりゅう)が奉納される場所は天子神社(てんしじんじゃ)です。天子神社(てんしじんじゃ)はJR肥前七浦駅から徒歩5分くらいの場所にあります。 現地の説明板によると 創建は古く、天平年間(729〜748年)に、日向国(宮崎県)高千穂の大神を分祀したものと伝わっているそうだ。
天子神社(てんしじんじゃ)の現地案内板はここ

●車の駐車場は天子神社(てんしじんじゃ)周辺に若干ありますが、多くの観客が訪れるために収容しきれません。 約800m程度離れた場所にある「道の駅鹿島」に停めるのが無難です。道の駅から会場まで歩いても15分程度です。

同じ日に開催される飯田の面浮立を見て、こちらに来る人が多いようです。下記に時間表を書いておきますので移動する人は参考にしてください。
ただし、2014年の実績です。年により変わるおそれがあります。自己責任でご利用ください。

■ 飯田・音成・母ケ浦の浮立行事の時間(2014年の実績) 


飯田の面浮立

 ・ 打ち込み

 …

※打ち込みは無し 

 ・ 道行(みちゆき)

 … 7:50〜8:10

 

 ・ 神事

 … 8:20〜8:30

 

 ・ 奉納浮立

 … 8:40〜9:23

 

音成(おとなり)の面浮立

 ・ 打ち込み

 … 9:47〜10:20

 

 ・ 道行(みちゆき)

 … 10:30〜10:45

 

 ・ 神事

 … 10:50〜11:08

 

 ・ 奉納浮立

 … 11:20〜12:10

 

母ケ浦(ほうがうら)の浮立 (2014年は東塩屋、西葉、西塩屋、母ケ浦の4地区が奉納した)

 ・ 打ち込み

 …

※打ち込みは無し

 ・ 道行(みちゆき)1

 … 8:10〜8:22

※東塩屋 

 ・ 道行(みちゆき)2

 … 8:45〜8:57

※西塩屋

 ・ 道行(みちゆき)3

 … 9:05〜9:17

※母ケ浦(ほうがうら)

 ・ 神事

 …

なかったと思われる(不明)

 ・ 奉納浮立1

 … 9:54〜10:25

※東塩屋 面浮立

 ・ 奉納浮立2

 … 10:30〜10:45

※西葉一声(いっせい)浮立

 ・ 奉納浮立3

 … 10:50〜11:15

※西塩屋 面浮立

 ・ 奉納浮立4

 … 11:16〜11:40

※母ケ浦(ほうがうら) 面浮立



※ 掲載した内容は 2014年 9月14日時点の内容です。変更になるおそれがあります。自己責任で御利用ください。

動画案内(約10分)

 
 



■■■ 音成の面浮立 ( 天子神社 ) ■■■ 場所はここ(中央”+”あたり)


 ◆ 【9:43頃】 JR肥前七浦駅から見る天子神社方面
【9:43頃】 JR肥前七浦駅から見る天子神社方面

 ◆ 音成(おとなり)公民館
音成(おとなり)公民館

  音成(おとなり)地区の面浮立(めんぶりゅう)は9時47分頃から公民館そばの広場で「打ち込み」が行われます。 「打ち込み」は本番前の最後の仕上げのような意味です。
その後の10時30分ころより神社に続く田んぼの中の道で道行(みちゆき)が行われます。面浮立(めんぶりゅう)の写真を見るとほとんどが「道行」の写真ですね。 この「道行」が面浮立のクライマックスなのかもしれません。

 「道行」の先頭は鳥毛(とりけ)で長い毛が付いた棒をクルク回して、毛を広げます。そして棒を投げ渡す所作が面白いですね。 次がシャグマと言う白い髪の毛を付けた鬼の面をかぶった鬼(かけうち)が登場します。右手を上げて左手を上げて、両手を上げて、台地を踏みしめて・・・動作は単調ですが、力強い素朴な動きをします。
七浦の面浮立(めんぶりゅう)の中でも音成の面浮立が一番古い形という意味が、なんとなく分かる気がします。

 その次に小太鼓隊が続きます。衣装は、赤い襦袢(じゅばん)の上に浴衣(ゆかた)を着ています。そして頭に花笠をかぶって、手ぬぐいで顔をおおっています。 太鼓は両手に持ったバチで叩きます。
その後には鉦(かね)打ちが続きます。二人で一つの鉦(かね)を独特のリズムで叩きます。以上は前の小太鼓隊とほぼ同じですが、襦袢(じゅばん)が赤でなくピンクです。

 最後が大太鼓です。叩き手は花笠をかぶり鬼(かけうち)と同じ黒い服を着てマスクで顔を隠しています。

10時50分頃より神社で神事が行われ、11時20分頃から境内で奉納浮立が行われます。

 ◆ 【9:50頃】 9時47分頃より広場で「打ち込み」が始まる
【9:50頃】 9時47分頃より広場で「打ち込み」が始まる
 ◆ 鳥毛(とりけ)を投げ渡す
鳥毛(とりけ)を投げ渡す
 ◆ 鳥毛(とりけ)をクルクル回す
鳥毛(とりけ)をクルクル回す

 ◆ 鬼(かけうち)の勇壮な舞い
鬼(かけうち)の勇壮な舞い

 ◆ 鬼(かけうち)は白足袋にワラジばき
鬼(かけうち)は白足袋にワラジばき
 ◆ この面は最高に怖い
この面は最高に怖い

 ◆ 前には小太鼓をつりさげている鬼(かけうち)
前には小太鼓をつりさげている鬼(かけうち)
 ◆ 子供も上手だ! (後ろは長崎本線)
子供も上手だ! (後ろは長崎本線)

 ◆ 小太鼓はマスクで顔を隠している
小太鼓はマスクで顔を隠している
 ◆ 踊りながら退場する
踊りながら退場する

 ◆ 小太鼓
小太鼓
 ◆ 小太鼓
小太鼓
 ◆ 鉦打ち(かねうち)は女性の2人1組で鉦(かね)を叩く
鉦打ち(かねうち)は女性の2人1組で鉦(かね)を叩く

 ◆ 【10:29頃】 もうすぐ「道行」が始まる
【10:29頃】もうすぐ「道行」が始まる

 ◆ 【10:30頃】 稲穂が秋風に揺れる中「道行」が始まった
【10:30頃】稲穂が秋風に揺れる中「道行」が始まった

 ◆ 鳥毛(とりけ)を回す
鳥毛(とりけ)を回す

 ◆ 鳥毛(とりけ)を投げ渡す
鳥毛(とりけ)を投げ渡す

 ◆ 鬼(かけうち)が手を上げる
鬼(かけうち)が手を上げる

 ◆ 音成(おとなり)面浮立と母ケ浦(ほうがうら)面浮立は佐賀県の重要文化財に指定されています
音成(おとなり)面浮立と母ケ浦(ほうがうら)面浮立はそれぞれの代表的な面浮立として佐賀県の重要文化財に指定されています

 ◆ 花笠をかぶった小太鼓隊
花笠をかぶった小太鼓隊

 ◆ かわいい小太鼓の女性
かわいい小太鼓の女性
 ◆ 天子神社(てんしじんじゃ)にあがる
天子神社(てんしじんじゃ)にあがる
 ◆ 第二の鳥居
第二の鳥居

 ◆ 第三の鳥居
第三の鳥居
 ◆ 天子神社(てんしじんじゃ)の社殿
天子神社(てんしじんじゃ)の社殿

 ◆ 【11:00頃】 拝殿では神事が行われている
【11:00頃】拝殿では神事が行われている




 ◆ 【11:26頃】  女性による「綾竹(あやたけ)踊り」で奉納が始まる
【11:26頃】 女性による「綾竹(あやたけ)踊り」で奉納が始まる

 ◆ 手には皿を持ってカチカチさせているようだ
手には皿を持ってカチカチさせているようだ

 ◆ 次は鳥毛(とりけ)の登場
次は鳥毛(とりけ)の登場

 ◆ 主役の鬼(かけうち)の登場
主役の鬼(かけうち)の登場

 ◆ 手前の鬼(かけうち)のように鬼面に角があるのは雄とのことです
手前の鬼(かけうち)のように鬼面に角があるのは雄とのことです

 ◆ 黒い服に黄色い帯が音成(おとなり)の鬼(かけうち)の特徴
黒い服に黄色い帯が音成(おとなり)の鬼(かけうち)の特徴

 ◆ 鬼(かけうち)は全部で14匹いるようだ
鬼(かけうち)は全部で14匹いるようだ

 ◆ 腹に小太鼓をかけて打ちながら踊る
腹に小太鼓をかけて打ちながら踊る
 ◆ こういうわずかな突起があるのは雌の面らしい
こういうわずかな突起があるのは雌の面らしい
 ◆ 背中(綱のたすきをしている)
背中(綱のたすきをしている)

 ◆ 踊りながら退場する
踊りながら退場する
 ◆ 花笠をかぶっている小太鼓と鉦(かね)打ち
花笠をかぶっている小太鼓と鉦(かね)打ち

 ◆ 音成(おとなり)地区 (駐車場は少しはあるが「道の駅鹿島」に駐車するのが無難) ※ ビッグ写真はここ
音成(おとなり)地区 (駐車場は少しはあるが「道の駅鹿島」に駐車するのが無難) 

 ◆ JR肥前七浦駅から約5分
JR肥前七浦駅から約5分
◆ 道の駅鹿島から1Km弱(約15分)
道の駅鹿島から1Km弱(約15分)
 ◆ 動画案内(詳細版 約10分)
音成の面浮立 動画案内


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浮立 (ぶりゅう)

 浮立は主に佐賀県と長崎県の民衆に根付いた伝統芸能で、 太鼓や鉦(かね)を打ち鳴らして、集団で踊るものが多いです。
浮立(ふりゅう)には面浮立、鉦(かね)浮立、天衝舞(てんつくまい)浮立、一声浮立、獅子浮立など十数種類あります。
浮立とは、豊年感謝の意を表して奉納される神事芸能です。その語源は、平安時代の娯楽「風流」といわれており、起源は南北朝時代〜戦国時代(14世紀前半〜16世紀後半)であろうと推測されています。

■ 佐賀県の浮立

  佐賀県内で有名な浮立は鹿島市七浦の浮立です。七浦地区の「浮立」はほとんどが「面浮立(めんぶりゅう)」ですが、「獅子浮立」や「一声浮立」というのもあります。 特に母ヶ浦の面浮立音成の面浮立は佐賀県の重要無形民俗文化財の指定を受けています。

 天衝舞(てんつくまい)浮立である米多浮立(上峰町)や市川の天衝舞浮立(佐賀市)なども佐賀県の重要無形民俗文化財の指定を受けている有名な浮立です。

鹿島市七浦の浮立 (母ヶ浦の面浮立音成の面浮立 ほか)

米多浮立(上峰町)

市川の天衝舞浮立(佐賀市)


■ 他の県の浮立

八女津媛神社の浮立(福岡県矢部村)


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  *インフォメーション
  ■鹿島市役所     09546-3-2111(代表)
  ■鹿島市観光協会   09546-2-3942
  *アクセス
  ■JR肥前七浦駅から徒歩約5分
  ■道の駅鹿島から約800m(徒歩約15分)
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