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飯田の面浮立 (めんぶりゅう)

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佐賀県鹿島市七浦地区(飯田・戸口神社)
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■■■■■ 鹿島市七浦の浮立 関連のページ ■■■■■ 

かしま伝承芸能フェスティバル
鹿島市七浦の浮立

西塩屋の面浮立
東塩屋の面浮立
嘉瀬ノ浦の獅子浮立
・ 飯田の面浮立
音成の面浮立
母ケ浦の面浮立





 
 

◆◆◆◆◆ 鹿島市七浦地区 飯田の面浮立 (いいだのめんぶりゅう) ◆◆◆◆◆

 鹿島市七浦の面浮立(めんぶりゅう)は約400年前の江戸時代から伝わる「浮立」で、豊作などを願う神事として県内各地で定着したとされています。
七浦の浮立の奉納は毎年9月の第2日曜日に奉納される神社が多く、ここ飯田地区の面浮立(めんぶりゅう)も毎年9月の第2日曜日に奉納されます。

飯田地区の面浮立(めんぶりゅう)が奉納される場所は飯田地区にある戸口神社(とぐちじんじゃ)です。戸口神社(とぐちじんじゃ)はJR飯田駅から徒歩3分くらいの場所にあります。 現地の説明板によると 大同3年(808年)太良町伊福(いふく)にある戸口神社の分霊を勧請(かんじょう)したと伝わっているそうです。詳細は不明だそうですが、 そうとうに古い神社のようです。
戸口神社(とぐちじんじゃ)の現地案内板はここ

●車の駐車場はJR飯田駅の山側にある飯田公民館のそばに選果場跡地があり、公認された駐車場ではないのですが、多くの人がそこに駐車しています。相当広いので約100台くらいは駐車でき、 飯田の面浮立(めんぶりゅう)の見学に来る人の車は、だいたいこの選果場跡地に収容できるようです。
あくまでも公認された駐車場ではないので自己責任での利用をお願いいたします。

 飯田の面浮立の「道行」の観客やカメラマンは多かったですが、境内での面浮立奉納の時には観客は半分以下になります。これは同じ日に行われる音成(おとなり)や母ケ浦(ほうがうら)の面浮立の見学に行ったためです。 急いで移動すれば音成(おとなり)の面浮立や母ケ浦(ほうがうら)の面浮立を見ることができますが、最初から最後まで完全に見ることは難しいですね。当日には飯田、音成(おとなり)、母ケ浦(ほうがうら)の3か所を廻るバスも運行されます。 「道の駅鹿島」を起点に運行され料金は1700円(2014年の料金)です。駐車場も無い所が多いのでバスを利用するのも良いですね。

 ちなみに、音成(おとなり)の面浮立の「打ち込み」は 9:45頃〜10:20頃まで、「道行」は 10:30頃〜10:45頃まで、奉納は 11:20頃〜12:10頃までです。
母ケ浦(ほうがうら)での浮立は「打ち込み」というのはなく、いきなり「道行」が行われます。それも東塩屋、西塩屋、母ケ浦(ほうがうら)の面浮立隊が順次来て「道行」を行います。(
2014年は最初に東塩屋が8時10分頃に登場し「道行」を15分くらいかけて行いました。2番手は西塩屋で8時45分頃に登場し「道行」を行いました。 3番手は母ケ浦(ほうがうら)で9時5分頃に登場し「道行」を行いました。
奉納浮立も「道行」の順番と同じで東塩屋が9時54分頃から母ケ浦・鎮守神社の境内で行い、次に西塩屋、母ケ浦(ほうがうら)の順番に行われました。

■飯田の面浮立の後に他の面浮立も見る場合

<ケース1>飯田と音成(おとなり)の浮立を見る
 飯田の道行(7:50〜8:10)、奉納浮立(8:45〜9:23)の前半だけを見る ―(移動は車で約10分)→ 音成(おとなり)の打ち込み(9:45〜10:20)、道行(10:30〜10:42)、奉納浮立(11:20〜12:10)

<ケース2>飯田と音成(おとなり)、母ケ浦(ほうがうら)の3か所を廻る
 飯田の道行(7:50〜8:10)だけを見る ―(移動は車で約15分)→ 母ケ浦(ほうがうら)で行われる3地域の「道行」の最初の見学は無理なので2番手から見る(8:45〜9:05)、3番手(9:10〜9:30) ―(移動は車で約15分)→ 音成(おとなり)の打ち込み(9:47〜10:20)、道行(10:30〜10:42) ※ 移動は余裕を見るなら20分必要
特に母ケ浦(ほうがうら)には駐車場がありません。狭い道端に駐車することになりますが、なかなか空きがありません。それで、ずいぶん遠くに駐車する事になり、会場まで10分程度歩くことになるので、その時間も必要です。
※ちなみに今回私たちは二人で手分けして撮影しました。

 下に3か所の行事時刻を記載しておきます。どことどこをどのように周るかの参考にしてください。ただ、これは 2014年の実績です。年により変わるおそれがあります。そして、今年は行われなかった「小宮道」が行う年には、 母ケ浦(ほうがうら)のスケジュールも変わるものと思われます。

■ 飯田・音成・母ケ浦の浮立行事の時間(2014年の実績) 


飯田の面浮立

 ・ 打ち込み

 …

※打ち込みは無し 

 ・ 道行(みちゆき)

 … 7:50〜8:10

 

 ・ 神事

 … 8:20〜8:30

 

 ・ 奉納浮立

 … 8:40〜9:23

 

音成(おとなり)の面浮立

 ・ 打ち込み

 … 9:47〜10:20

 

 ・ 道行(みちゆき)

 … 10:30〜10:45

 

 ・ 神事

 … 10:50〜11:08

 

 ・ 奉納浮立

 … 11:20〜12:10

 

母ケ浦(ほうがうら)の浮立 (2014年は東塩屋、西葉、西塩屋、母ケ浦の4地区が奉納した)

 ・ 打ち込み

 …

※打ち込みは無し

 ・ 道行(みちゆき)1

 … 8:10〜8:22

※東塩屋 

 ・ 道行(みちゆき)2

 … 8:45〜8:57

※西塩屋

 ・ 道行(みちゆき)3

 … 9:05〜9:17

※母ケ浦(ほうがうら)

 ・ 神事

 …

なかったと思われる(不明)

 ・ 奉納浮立1

 … 9:54〜10:25

※東塩屋 面浮立

 ・ 奉納浮立2

 … 10:30〜10:45

※西葉一声(いっせい)浮立

 ・ 奉納浮立3

 … 10:50〜11:15

※西塩屋 面浮立

 ・ 奉納浮立4

 … 11:16〜11:40

※母ケ浦(ほうがうら) 面浮立



※ 掲載した内容は 2014年 9月14日時点の内容です。変更になるおそれがあります。自己責任で御利用ください。

動画案内(約9分)

 
 



■■■■■ 飯田の面浮立 ( 戸口神社 ) ■■■■■ 場所はここ(中央”+”あたり)


 ◆ 飯田の面浮立の奉納が行われる戸口神社(とぐちじんじゃ)。この鳥居は県内最古の肥前鳥居とも云われている
飯田の面浮立の奉納が行われる戸口神社(とぐちじんじゃ)。この鳥居は県内最古の肥前鳥居とも云われている

 ◆ 戸口神社の祭神は天手力雄命(たぢからおのみこと)
戸口神社(とぐちじんじゃ)の祭神は天手力雄命(たぢからおのみこと)

 飯田の面浮立(めんぶりゅう)は7時50分頃から行われる道行(みちゆき)でスタートします。 道行(みちゆき)は海の方から行くと戸口神社を通り過ぎて真っ直ぐに行った田んぼの中の道で行われます。

 道行(みちゆき)の先頭は荷物を肩に担いだ奴(やっこ)さん達で、これは少女と大人の女性がなっています。 その後に鳥毛(とりけ)の人達が続き、鳥毛(とりけ)をクルクル回す所作がかっこいいですね。
次に鬼(かけうち)が続き、台地を踏みしめるような力強い踊りな舞いながら行進します。

 鬼(かけうち)の髪の毛は「シャグマ」と呼ばれています。そのシャグマで顔が隠れるくらい長い地区が多いのですが、飯田の鬼(かけうち)の「シャグマ」はチョロチョロとある程度で、 短いですね。それと鬼(かけうち)の服が黒一色というのも特徴ですね。

 「道行」は約20分弱行われ8時10分頃に終わります。それから戸口神社に移動して8時20分頃から神社の拝殿で神事が行われ、 神社の境内で面浮立(めんぶりゅう)の奉納が行われるのは8時40分頃からです。終わるのは9時23分頃でした。

 ◆ 戸口神社(とぐちじんじゃ)の社殿
戸口神社(とぐちじんじゃ)の社殿

 ◆ 【7:38頃】神事の準備をしているようだ
【7:38頃】神事の準備をしているようだ
 ◆ 拝殿の中
拝殿の中



■■■ 飯田の面浮立 道行(みちゆき) ■■■ 場所はここ(中央”+”あたり)


 ◆ 道行(みちゆき)が行われるのは戸口神社(とぐちじんじゃ)の先の田んぼの中の道 ※ 場所はここ(中央<”+”付近)
道行(みちゆき)が行われるのは戸口神社(とぐちじんじゃ)の先の田んぼの中の道

 ◆ 「道行」の人達が来たようだ
「道行」の人達が来たようだ
 ◆ 花笠姿の女性達
花笠姿の女性達

 ◆ 【07:53頃】 道行(みちゆき)が始まった
【07:53頃】 道行(みちゆき)が始まった

 ◆ 鳥毛(とりけ)をクルクル回す
鳥毛(とりけ)をクルクル回す

 ◆ 先頭の人が持っている昔の飛脚(ひきゃく)が担いでいたような箱は挟み箱(はさみばこ)と言うようだ
先頭の人が持っている昔の飛脚(ひきゃく)が担いでいたような箱は挟み箱(はさみばこ)と言うようだ

 ◆ 最近、後ろの農道にコンクリートの橋ができて江戸時代を再現する「道行」も台無しだという人も多い
最近、後ろの農道にコンクリートの橋ができて江戸時代を再現する「道行」も台無しだという人も多い

 ◆ 飯田の「道行」は人気があり、カメラマンや見学者が多い
飯田の「道行」は人気があり、カメラマンや見学者が多い

 ◆ 鳥毛(とりけ)の所作も面白い
鳥毛(とりけ)の所作も面白い

 ◆ 面浮立(めんぶりゅう)の主役である鬼(かけうち)の舞い
面浮立(めんぶりゅう)の主役である鬼(かけうち)の舞い



■■■ 飯田の面浮立 戸口神社奉納浮立 ■■■ 場所はここ(中央”+”あたり)

 ◆ 【08:22頃】 道行(みちゆき)が終わり、戸口神社では神事が始まった
【08:22頃】 道行(みちゆき)が終わり、戸口神社では神事が始まった

 ◆ 【08:45頃】境内で面浮立の奉納が始まった
【08:45頃】境内で面浮立の奉納が始まった
 ◆ 子供達も上手だ!
子供達も上手だ!

 ◆ 鬼(かけうち)
鬼(かけうち)
 ◆ 鬼(かけうち)のシャグマ(髪の毛)は少ない
鬼(かけうち)のシャグマ(髪の毛)は少ない
 ◆ 服装は黒一色で腰帯は黄色
服装は黒一色で腰帯は黄色

 ◆ 戸口神社(とぐちじんじゃ)の境内で舞う
戸口神社(とぐちじんじゃ)の境内で舞う

 ◆ 「道行」が終わると、多くの人が他の面浮立に行くために見学者は少なくなる
「道行」が終わると、多くの人が他の面浮立に行くために見学者は少なくなる

 ◆ 鬼(かけうち)の勇壮な舞い
鬼(かけうち)の勇壮な舞い

 ◆ 浮立(ふりゅう)の語源は平安時代の娯楽「風流」といわれています
浮立(ふりゅう)の語源は平安時代の娯楽「風流」といわれています

 ◆ 奉納浮立の最後には一列になり踊りながら退場する
奉納浮立の最後には一列になり踊りながら退場する

 ◆ 小太鼓打ちの女性もマスクをしている
小太鼓打ちの女性もマスクをしている
 ◆ 鉦打ち(かねうち)は女性の2人1組で鉦(かね)を叩く
鉦打ち(かねうち)は女性の2人1組で鉦(かね)を叩く
 ◆ 小太鼓打ち
小太鼓打ち

 ◆ 大太鼓打ち
大太鼓打ち
 ◆ 浮立は午後まで地区内を周る
浮立は午後まで地区内を周る
 ◆ 動画案内(詳細版 約9分)
飯田の面浮立 動画案内



 ◆ JR飯田駅のそば(山側)にある飯田公民館 ※ 場所はここ(中央”+”付近)
JR飯田駅のそば(山側)にある飯田公民館

 ◆ 飯田公民館そばに広い駐車場がある(選果場跡地)
飯田公民館そばに広い駐車場がある(選果場跡地)

 ◆ 広い駐車場(選果場跡地)から戸口神社(とぐちじんじゃ)は近い
広い駐車場(選果場跡地)から戸口神社(とぐちじんじゃ)は近い


■■■■■ 鹿島市七浦の浮立 関連のページ ■■■■■ 

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鹿島市七浦の浮立

西塩屋の面浮立
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嘉瀬ノ浦の獅子浮立
・ 飯田の面浮立
音成の面浮立
母ケ浦の面浮立






浮立 (ぶりゅう)

 浮立は主に佐賀県と長崎県の民衆に根付いた伝統芸能で、 太鼓や鉦(かね)を打ち鳴らして、集団で踊るものが多いです。
浮立(ふりゅう)には面浮立、鉦(かね)浮立、天衝舞(てんつくまい)浮立、一声浮立、獅子浮立など十数種類あります。
浮立とは、豊年感謝の意を表して奉納される神事芸能です。その語源は、平安時代の娯楽「風流」といわれており、起源は南北朝時代〜戦国時代(14世紀前半〜16世紀後半)であろうと推測されています。

■ 佐賀県の浮立

  佐賀県内で有名な浮立は鹿島市七浦の浮立です。七浦地区の「浮立」はほとんどが「面浮立(めんぶりゅう)」ですが、「獅子浮立」や「一声浮立」というのもあります。 特に母ヶ浦の面浮立音成の面浮立は佐賀県の重要無形民俗文化財の指定を受けています。

 天衝舞(てんつくまい)浮立である米多浮立(上峰町)や市川の天衝舞浮立(佐賀市)なども佐賀県の重要無形民俗文化財の指定を受けている有名な浮立です。

鹿島市七浦の浮立 (母ヶ浦の面浮立音成の面浮立 ほか)

米多浮立(上峰町)

市川の天衝舞浮立(佐賀市)


■ 他の県の浮立

八女津媛神社の浮立(福岡県矢部村)


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  *アクセス
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