古い石橋から最新のアーチ橋まで九州にはいろいろな橋があります。
江戸時代に日本全体で石橋が418基造られたが、その内なんと九州と沖縄に400基
も造られ、現存するものも245基あるという。日本全国の石橋の97%以上は九州に
あるのです。明治、大正に入っても、九州地区では盛んに石橋が造られた。特に熊本や
大分の石橋の多くはこの時代のものである。
自動車のなかったこの時代に造られた石橋が何トンもある自動車の重量を支えて現役で
がんばっていること自体が驚きである。
橋は人工的な建造物であるが、ほとんどの橋は不思議に自然に溶け込み風景の一部とな
っている。四季おりおりにいろんな顔を見せてくれる橋。橋を見ていると悠久の時間と
ロマンを感じます。
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